たれながし

大学生(19歳・男)の頭の中がventig。

「妄想と現実」の区別がなくなる不思議さを楽しむ方法

映画のなかには、たびたび妄想と現実の世界が入り混じることをテーマとしているものがあります。例えば、エターナル・サンシャインwww.youtube.com

 

アイズ・ワイド・シャット(★☆☆☆☆)など。

○エロい

×よくわからない

×ただただエロいだけ

・もう一回見直してみたい

www.youtube.com

 

こういう世界を見て楽しめるのはあくまで映画だからとか、実際にこんな状態になったらやばいだろと思うかもしれない。しかし、実際にはある程度なら手軽に体験できるものである。今回はそんな妄想と現実が入り混じる感覚を体験できる方法を紹介する。

 

簡単に言うと、その手順は次の通りだ。

  1. 慢性的な睡眠不足で頭がぼーっとなるようにしとく
  2. 一晩徹夜する
  3. その後16時間以上、断続的に眠り続ける

まず、準備段階として一週間程度前から睡眠時間を減らすor 睡眠サイクルを乱しておくことで、ある状態を現実であると自覚する意識を弱めておく。そして、次に一晩徹夜することで、一気に意識を追い込んでいく。慢性的な睡眠不足+徹夜のダブルアタックによって意識はだいぶ朦朧としていくだろう。

しかし、いくら睡眠が不足したとしても、人間これくらいでは現実を妄想と間違え始めることはない。もし人間の認識能力がその程度だったら、今頃日本社会などとっくに崩壊しているだろう。だから、ここである状態を活用する。である。人にとっても最も身近に、気兼ねなく妄想できる場だろう。

ところで、あなたは16時間以上眠り続けることはできるだろうか。実際にやったことがあまりないかもしれないが、難しそうだとは感じるだろう。私の場合、開始8時間程度で一度目が覚め、二度寝三度寝を繰り返していくと少しずつ起きる感覚が短くなっていった。何度も、起きては眠るということを繰り返すのだ。

起きては眠りを繰り返していくと、夢と現実が入り混じっていくような感覚に陥っていく。いつまでが寝ていて、いつ起きたのだろう、という疑問さえ生まれてくる。ここまでこれば、妄想と現実の区別がなくなる不思議さを楽しむことができているだろう。

しかし、最後にもっと不思議な感覚を味わいたいのならば、自分の今まで見た夢の記憶自分が今までに実際に経験したことの記憶の違いに意識をもっていこう。朦朧とした意識で、どれが本当の記憶でどれが夢で見たことなのか選別したり、実際の経験であってもどこかは妄想による補足ではなかろうかと疑っていくとますます混濁していく。最終的には、記憶というのはほとんど間違っているものではないかと思えてくる。自分が持っていた自らの人生に対するイメージが根底から崩れていくような感覚にまで到達してしまうかもしれない。

 

とは言ったもののそんな極限状態になることはないと思うので、妄想と現実の区別がなくなる不思議さを楽しむ方法を気軽に試してみてください。