たれながし

大学生(19歳・男)の頭の中がventig。

にわかファンが「フォースの覚醒」が微妙だと思った3つの理由。

今更ながら、スターウォーズ・エピソード7「フォースの覚醒」を見てきました!

 

でも、読後感がすっきりとしなかったので、その理由を自分なりに分析してみました。ちなみに、私は旧三部作はほんの一部分しか見たことがなく、新三部作も一回ずつ見たくらいです。

 

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1、お腹一杯になって、後半飽きてしまった。

今調べたところ、上映時間は136分になっていましたが実際に見ていると、とても長く感じました。序盤から、盛り上がりたい放題でとってもワクワクするのですが、あまりにも密度が濃すぎて、しかも少し長めなので、映画の最後の方は「はよ、終われ。」としか思えませんでした。映画自体は、壮大なストーリーを観客が直感的に理解できるよう進めることと、様々なキャラクターを個性豊かに描き出すことを二つ同時に、まったく無駄のないカットで表現しているので、とてもテンポが良く引き込まれるのですが。まあ、基本のストーリーがシンプルなのはこのシリーズの特徴だと思うので、各場面の雰囲気作りなどで変化をつけ、観客を飽きさせないようにするのが精一杯なのかもしれません。

 

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2、美男美女カップルがいない。 

新三部作のイメージが強い私としては、 アナキン&パドメのような美男美女カップルがいれば、もっと楽しめるのになーと思いました。映像で見るんだったら、特にシリアスなストーリーなら、イケメンと美女の愛劇の方が美しいだろうと。今回の映画だと、レイ役の女の子は美女と言って差し支えないと思いますが、男の方はお前主人公顔じゃねーだろと。まあ愛劇っぽくしないために、わざとキャスティングしたんだと言われるとそうなのかもしれないけど。あと、ハン・ソロとレイア姫のラブロマンスもやめてください。

 

↓これもきついけど

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↓これもきついやろ。胸がザワザワしてくるもん。

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3、映画館っていうオワコンとの相乗効果。

これは、1個目の理由とかかわるんですが、まず映画館ってマジくそだと思いました。2時間を超える映画だと、最後の30分くらいは体痛いっていう感情しか湧き上がらなくなるんですよ。しかも、最初に言った通りこの映画は後半飽きがちなので、体の痛さとつまらない映画が相乗効果を発揮していきます。序盤の興奮と期待感はものすごいんですが、後半は肉体と精神の両方が蝕まれていくので読後感が最悪になるんです。じゃあ、DVDでも借りて家で見るかっていっても、ダイナミックで色鮮やかな映像表現と迫力ある音響効果が損なわれてしまうので、やっぱり映画館で体の痛さと分かりきったストーリーに耐えつつ、物語終盤をやり過ごすことになるでしょう。映画館の座席の柔らかさか、スターウォーズ「フォースの覚醒」の全体のバランス、どっちかを改善できないでしょうか。

 

それにしても、映画館ってマジオワコンじゃないですか?2時間にも及ぶ間、静かに動けず、椅子に座っていないといけない。そんな苦行のような状態で、映画を楽しめっていうんですから。せめて、快適に見れるように座席の改善くらい取り組んでもらいたいものです。こちとら1500円も払ってるのに。